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2006年11月28日 (21:11)

自己認識方程式とキリスト教会:陽意識としての理性と陰意識の隠蔽としての信仰:聖霊の時代と人類ルネサンス

自己認識方程式とキリスト教会:陽意識としての理性と陰意識の隠蔽としての信仰:聖霊の時代と人類ルネサンス

テーマ:自己認識方程式(i)*(-i)⇒+1関係

先に、キリスト教会(キリスト教ではなく)が、陰意識をタブー化して、単に信仰にしたと述べたが、この点に関して、精緻に検討したい。
 中世のスコラ哲学の頂点であるトマス・アクィナスの理性と信仰との調和の思想をキリスト教会の代表的思想として、考えよう。この理性とは何だろうか。これは、簡単に言えば、自然界の知性のことであり、超自然界の事象は、理性(自然界の知性)では、理解不可能であり、信仰の対象でしかないということと考えられる。
 陽意識[i→(-i)]は、ほぼ、この理性にあたると言っていいだろう。そして、陰意識[i←(-i)]は、他者の認識であり、超自然的認識をも含むと考えることができるだろう。本当は、単に超自然的認識だけで、他者一般の認識である。「すべての他者はまったき他者である」というデリダの言葉がここで想起されなくてはならない。
 とまれ、神の認識をキリスト教会は、否定しているので、陰意識が否定されているということができるだろう。だから、先に述べた陰意識をタブーにしているというのは、正しかったと言えるのである。
 ここでは、さらに考えてみると、陰意識とは、他者の認識であり、-エネルゲイアで、他者の力動であると言えよう。この他者の力動とは何であろうか。これは、ある意味で、神秘的な力である。宗教的な力と言ってもいいだろう。そう、東方キリスト教会でいう神のエネルゲイアとは、このことを指していると言っていいのではないだろうか。あるいは、三位一体論で言えば、聖霊に当たるように思われるのである。シンボルでは、鳩である。そう、-エネルゲイア、陰意識、他者の認識とは、自我超越的なのである。それは、ほとんど宗教的経験であろう。ルドルフ・オットーのヌミノーゼに相当するだろう。また、神秘主義的経験もこれで説明がつくだろう。そして、一神教の預言者の経験もこれで説明がつくだろう。そして、さらに言えば、イエス・キリストの経験もこれで説明がつくのだろう。神の子とは、この-エネルゲイアを肯定して、差異共振シナジー精神を体現した者のことだろう。つまり、神を-エネルゲイアと考えれれば明快であろう。【しかしながら、今疑問として、イエス・キリストは、-エネルゲイアが過度になり、自己であるiを否定してしまっているのではないだろうか。つまり、 (-i)*(-i)⇒-1になっている向きがあるような感じがするのである。】
 とまれ、キリスト教会は、-エネルゲイアである聖霊を独占することで、西洋人から、陰意識、他者認識を奪い、陽意識・自我認識を強化したのだと言えるだろう。先に述べた、デカルトが、コギト哲学を明晰な合理主義に限定した理由はキリスト教会の陰意識のタブー化に拠るとしたというのは、これで根拠付けられたと言える。
 では、キリスト教会の陰意識の独占化とは何を意味するのか。当然、信者をキリスト教会に従順にさせることを意味するだろう。ありていに言えば、洗脳である。自己認識を喪失させて、他者否定の自我主義を肯定させることでもあるのである。やはり、ここに近代的自我、近代合理主義、近代唯物論の源泉があると言えよう。キリスト教会が、唯物論の源泉なのである。そして、ニーチェの神の死とは、まったく正しいのである。キリスト教会が聖霊を独占したことで、神が死んだのであるからである。
 中世イタリアのフィオーレのヨアキムの聖霊の時代という考え方は、正しいのである。ポスト・キリスト教会として、聖霊の時代が訪れると考えられるのである。それは、他者の時代である。スーパー・ポスト・モダンの時代である。今世界のカオスの中から生まれようとしているのは、明らかに、人類ルネサンスである。万教帰一の時代である。そして、文理帰一・東西帰一の時代である。すごい世界が訪れようとしているのだ。ただし、日本は今のままでは、滅亡するだろう。日本滅亡である。
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