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2009年01月12日 (16:50)

資本経済の真の合理性とは何か:差異共振合理性と同一性主義不合理性:共同体的資本主義へ向けて

資本経済の真の合理性とは何か:差異共振合理性と同一性主義不合理性:共同体的資本主義へ向けて

テーマ:新共同体主義的資本主義:トランス資本主義

近代資本主義は、差異共振性と同一性主義との混淆で「あった」。(これは、先に述べたように、宗教的にはキリスト教的様態である。「分裂症」的様態である。即ち、「子」における分裂様態である。P.S. 思うに、差異共振資本主義とは、「聖霊」的資本主義と言えよう。)
 そして、グローバリズムはデリバティブ等を駆使して、差異共振主義(「子」の精神的側面)を否定して、同一性主義を中心化させてきた。新自由主義や「市場原理主義」がそういうイデオロギーであった。それは、資本主義の原理をまったく見ていない不合理な政治・経済理念である。資本主義に内在する差異共振性VS同一性主義の矛盾力学を見ない政治経済理念は誤り以外のなにものでもない。
 とまれ、同一性主義金融資本主義が崩壊・瓦解・解体した今、再生・新生のためには、資本主義の原理に基づく発想が必要となる。問題は、差異共振主義と同一性主義との「活断層」、即ち、不連続性の存在である。この点で、資本主義は未完成の経済体制なのである。だから、好況と不況ないしは恐慌を繰り返すのである。
 私がこれまで述べているトランス・モダン経済とは、資本主義の一方の極の差異共振性に注目して、それを強化することである。この差異共振性が資本主義の共同体主義なのである。しかるに、同一性主義は資本主義の利己主義なのである。
 そして、法律や国家権力の思想・理念は後者に傾斜して、前者を軽視ないしは無視しているのである。確かに、資本主義の差異共振性=共同体性に注目してきた視点はきわめて少なかったと言えよう。
 私が資本主義の差異共振性に気づいたのは、プルードンの社会集合力という概念やシュタイナーの資本主義の分業という形態の指摘、その他からである。(マルクス主義は、二項対立、弁証法の発想である。そう、プルードンには、系列弁証法という発想があり、それは、極性論であり、差異共振主義である。)
 とまれ、一般に経済学は哲学的視点を欠いているので、資本主義の共同体性を理解していないと考えられる。結局、資本主義の共同体性がもつ合理性を正しく理解して、同一性主義によるその破壊を防がなくてはならないのである。
 同一性主義に傾斜した近代主義的資本主義が今や崩壊したので、差異共振性=共同体性の合理性の視点をもつトランス・モダン経済の構築が必要とされているのである。
 これまでの政党政治は自由・民主主義と社会主義の二項対立が支配していきと言えよう。しかし、社会主義が終焉して、政党政治における混迷・混乱が起ったのである。
 自由・民主主義の発想は自由主義が中心となり、民主主義は補完的である。前者が主で、後者が従である。結局、前者が中心化して今日の大危機が起きているのである。
 問題は、資本主義の差異共振性=共同体性の合理性の軽視・無視にあるのである。民主主義は資本主義のもつ差異共振性=共同体性の合理性を哲学・科学(「philosophience」)的に認識していないので、自由主義に支配されるのである。民主主義が実効性をもつためには、その認識をもつ必要があるのである。
 結局、ポスト近代資本主義として、共同体的資本主義の経済理念が生まれるのである。これは、社会主義ではなく、資本主義に内在している合理性を積極的に取り出したものであり、それこそ、実は、資本主義の価値を生む源泉・根源なのである。
 この資本主義の源泉・根源に立ち返った新経済が今日必然と言えるのである。このためには先に述べたように、差異共振性=共同体性を主導する諸法律の形成が必要なのである。そう、言い換えると、トランス資本主義と言えよう。

追記:新共同体資本主義と「新」を付けた方が的確であろう。
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