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2009年06月02日 (23:39)

折口信夫の「産霊」(ムスビ、むすひ)の神一元論とMedia Point

以下の「言語を生成させる神と、霊魂を生成させる神とを結びつける「産霊」(ムスビ)の神一元論」は実に興味深い。というのは、先に、私は、差異共振現象において、感覚と言語が同時生起するのではないかと仮説したからである。言い換えると、⇒+1が正に、差異共振現象であり、また、発語・発話現象なのであり、例えば、「山」と差異共振現象化する「主体」は、「わたし」は「山」であり、かつ、「わたし」は「山」ではないという意識をもつのであり、感覚知覚において、発語・発話化が起こり、「山」という発語・発話が生起するのである。
 結局、Media Pointが「産霊」(ムスビ、むすひ)の「神」となろう。ここでは、作業仮説として、折口信夫は、Media Pointを把握していたとしよう。
 そうすると、折口信夫は、鈴木大拙の即非の論理に近い思想をもっていたと思われる。

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折口は、「国文学の発生」第四稿以後、言語を生成させる神と、霊魂を生成させる神とを結びつける「産霊」(ムスビ)の神一元論を確立し、その「神語」論を完成させていく。「言語情調論」で夢に描いた「純粋言語」が実現する。

《折口は「純粋言語」の実現による、無数の霊魂と意味の蕩尽が、まさに純粋な贈与として、その無限の「力」を解放するということに気がついていた。この無限の力を真に活用するために、その力に一つの方向性を与えるために、ミコトモチが必要とされたのである。》(『神々の闘争 折口信夫論』99頁)

 ミコトモチとは、「神語」の「預言者」である。

 折口がイメージした(遠くイスラーム の原理やネストリウス派 のキリスト教の原理とも結合可能な)権力の統合原理であるミコトモチは、「天皇」、それも「超-国家」への道を歩みはじめた時期の「天皇」であった。

http://d.hatena.ne.jp/orion-n/20090502
不連続な読書日記
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