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2009年07月16日 (21:11)

Media Pointと同一性:自己と他者の関係様相:外界的同一性フレームと内界的差異共振性

先に、Media Pointにおける「苦」の様態を隠蔽して、同一性フレームが形成されると言った。
 では、「苦」の力学とは何か考えたい。根源的には、原差異共振性がある。これは、+iと-iとのProto-Resonanceである。言い換えると、純粋無垢な心魂である。
 しかるに、成長するにつれて、⇒+1の+1の物質要素が強迫的になる。つまり、物質的欲望の問題である。ここで、差異共振精神が途切れると思われる。「苦」のため、他者否定が為されるのである。
 丁寧に考えよう。「物質的欲望」とは本来、他者-iへの欲求ではないだろうか。ならば、本来、精神的欲求である。だから、「苦」とは、他者-iの喪失と言えよう。だから、(+i)*Φ⇒0という様態になっているだろう。⇒0が苦であり、空虚である。
 とまれ、例えば、他者が食べ物である場合は、それを食せばいいのだから、一般的には簡単である。しかし、他者が高度に精神的なものである場合、それは、簡単に満たせないのである。
 思うに、うつ病とは、このような状態ではないだろうか。高度な精神的他者の喪失ではないだろうか。
 物質的欲望が強いときは、それはほとんど無視されるだろう。しかし、物質的欲望が満たされた後、高度な精神的欲求が生まれると考えられる。つまり、+iは多様な志向性であり、高度な精神的志向性から物質的な志向性まであり、本来、すべてを満たす必要があると言えよう。
 しかるに、+iが同一性フレームを形成すると、+iが本来もつ高度な精神的な志向性が疎外(阻害)されると考えられる。つまり、分裂状態になるのである。+iは、精神的志向性をもちながらも、同一性フレームに限定されているために、精神的志向性を満たすことができなくなるのである。これが、うつ病やその他の精神の病気の根因ではないだろうか。
 とりあえず、(A)同一性的自己と(B)差異共振的自己の両面に分裂すると見よう。(B)の要素が発動するとき、(A)はそれを抑圧するのである。この抑圧が暴力・攻撃的衝動である。つまり、他者への暴力・攻撃衝動の発現である。
 しかるに、(B)の要素の排除とは、差異共振的欲求が満たされないことであり、精神的エネルギーが枯渇することであると考えられる。これが、うつ病を発症させる根因ではないだろうか。
 他者である-iに対する差異共振的志向性の拒否であり、本来的な差異共振志向性の否定である。
 では、実際的に言えば、どうやって、高度な精神的欲求を肯定できるようになれるのか。これは、近代主義の乗り越えを意味するので、困難な問題である。何故なら、近代主義という同一性=物質的「合理性」に支配された時代は、絶対的差異=精神的「合理性」を無視しているからである。脱近代主義、トランス・モダンへの不連続な変異が必要であるからである。
 端的に、具体的に、どうすればいいのか。東洋的身体論を学ぶ必要があるだろう。では、どうして身体論が必要なのか。
 何故なら、高度な精神的欲求+iの他者-iは身体、ないしは、内的身体に存するからである。いわば、同一性的対象(「他者」)は外界に存したのである。それは、とりわけ、視覚認識によって把握される。そして、近代合理主義はそのように発展したのである。
 しかしながら、視覚は、一般には、身体性、内的身体性を把握できない。思うに、主観的身体性と言う方がいいだろう。
 結局、外界志向の視覚をいわば、内界に向ける必要があると言えよう。ここで、東洋的身体論が必要となるのである。禅はこの内的身体に「視覚」を向けたものだろう。あるいは、ヨーガや気功もそうだろう。
 この内界的視覚、内的身体視覚によって、自己知性+iは高度な精神的他者-iに遭遇するのである。そして、そこで生まれる内界的視覚を形成することで、外界に対しても、精神的視覚をもつことができるようになり、外界の「美」、崇高美等を知覚できるようになると考えられる。以前、イデア叡知光と呼んだものがあるが、それは、正に、精神的視覚によって知覚された現象の光、即非的光である。とりあえず、ここで留める。
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