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2010年11月13日 (18:41)

永遠性とは何か:その他、諸々のこと:もろもろ草

私は高校生のとき、教室の机で、後何年かしたら、もうここにはいないというようなことをよく感じていた。それは不思議であった。
 その時は居ないのに、今居るという感覚が不思議であった。これは、一種の即非感覚と言えよう。
 また、人間の感情は、ずっとあるのではないかとも思った。つまり、過去において、誰かが感じた感情はいわば永遠ではないのかと。
 これは、PS理論で言えば、虚軸のもつ永遠性、あるいは、Media Pointのもつ永遠性ではないだろうか。人間認識図で言えば、四つの象限の永遠性であろう。しかし、正確には、第三と第四象限であろう。
 とまれ、永遠という感覚がある。唯物論では、到底認められない感覚である。
 そう、単純に、永遠の感覚を肯定すればいいのではないだろうか。物質主義の視点からは、それは妄念・妄想と見なされるだろう。
 今は、「わたし」は、現在の物質界に制限されているが、「わたし」が物質的身体から解放されれば、新しい意識をもつようになるのではないだろうか。
 思うに、霊魂とはMedia Pointであろう。それは、霊界-1に通じていよう。
 解脱とは、物質性からの脱却である。それは、MP1へと到達することであり、さらに、-1へと参入することではないだろうか。
 根源的エネルギー、元エネルギーが、物質的身体に陥入し過ぎると、物質的欲望の虜になると言えよう。貨幣欲もそれと同等であろう。
 根源的エネルギー、元エネルギーを精神性へと反転することが必要であろう。
 ここで、精神的修行ないし芸術の問題がある。
 今、芸術の問題に簡単に触れたい。芸術は精神的修行と違って、感覚性を保持する。問題は、感覚性、あるいは、感性とは物質的なのか、ということである。
 一見、感覚とは物質的と取られるだろう。果たして、そうなのか。
 例えば、秋の夕焼けは空気が澄み切っているので、鮮明で美しい。その美的感覚とは物質的なのか。
 感覚と物質の関係について解明する必要がある。
 Media Pointにおいて、差異共振は同一性を形成し、それが、物質へと展開する。同一性は原物質である。しかし、感覚は同一性なのか。
 例えば、眼前に、樹林があるとしよう。樹林という認識は、同一性であり、眼前の樹林は差異である。
 そして、感覚、視覚は、樹林の形象に惹きつけられる。視覚は樹林と一如になる。
 このとき、視覚経験は、樹林を同一性とは認識せずに、ただ、緑の形象として感覚するだろう。つまり、ここには、差異はあるが、同一性はない。ただし、言語表現するときは、樹林や緑や梢、等々の同一性を使用する。
 ということは、感覚、感性とは、同一性ではない。それは、なおさら、物質ではない。感覚、感性とは差異である。つまり、精神性に属すると言えるだろう。
 感覚、感性が物質と関係するのは、同一性認識と結びついたときである。例えば、眼前のグラスはグラスという物質的同一性をもち、感覚はそれに限定される。
 つまり、感覚、感性を物質性と結びつけるのは、同一性である。しかし、感覚、感性は同一性と不連続である。
 思うに、この認識がないために、これまでの哲学、科学の認識は混乱してきたのではないのか。つまり、感覚、感性は、同一性⇒物質+1と連続化されてきたのであり、いわば、無理やり、物質と接合されてきたのではないか。
 そうすると、実に新しい地平・視野が広がるのではないのか。つまり、精神的感覚、精神的感性が本来的であり、ここにこそ、芸術の本質があると考えられるのである。
 ここで、D. H. ロレンスの文学を考えると、彼の表現する性とは、実は、精神的感覚、精神的感性ではないのか。言い換えると、精神的性である。これは、同一性・物質的性とはまったく異質である。
 これは、差異共振ではなく、差異共立、さらには、差異共融の表現であると思われるのである。
 近代は同一性・物質的性に取り憑かれていた。しかし、トランス・モダンは、精神的性へと転化すると考えられる。
 思うに、最近の女性のポップスにはその傾向が感じられる。例えば、レディー・ガガの表現は精神的性の表現と考えられる。
 後で、感覚と精神について、緻密に解明したい。
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