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2010年12月31日 (16:28)

量子的な非局所性(長距離相関)とMedia Point 双極子:精神的前物質エネルギー様態と観測的物質的収束

『量子的な非局所性(長距離相関)とMedia Point 双極子:精神的前物質エネルギー様態と観測的物質的収束』

ずいぶん以前に読みかけていた、ロジャー・ペンローズの『心は量子で語れるか』を主要な箇所は一通り読んだが、機知に富む、量子の非局所性の問題が興味深いので、新たに考察してみたい。
 これまで、私は量子をガウス平面の虚軸の双極子として仮定してきた。つまり、凸i*凹iである。それが、ペンローズの非局所性の記述から言うと、スピン0の「粒子」である。そして、それが、Media Pointで、実軸上へと変換して、対のスピン1/2が反対方向に飛び出すと考えられる。
 非局所性の問題は、この二つの粒子、例えば、電子と陽電子の対が、長距離相関性をもつということであるが、その理由を量子論はうまく説明できないと考えられるが、PS理論から言うと、対の粒子は、実は、虚軸の双極子の変換したものであり、Media Pointによって、二つの粒子は、双極関係を保持していると想定されるのである。つまり、この場合は、電気のプラスとマイナスは双極関係をもつのであり、絶対的には分離していないということになる。
 では、この双極力学をどう見るのかが問題である。これは作業仮説であるが、Media Point自体に双極力学があると考えよう。つまり、虚軸においては、凸iと凹iとの双極関係があり、実軸においては、凸と凹との双極関係があるということになるのである。これを仮に、Media Point Dipolar Interaction(MP双極関係:造語すれば、Media Point Dipolarity:MP双極性)と呼ぼう。
 問題は、観測結果である。例えば、電子のスピンが上向きと観測されれば、陽電子のスピンは下向きとなるのである。これは、物質化の結果と見ることができよう。
 すなわち、凸i*凹i⇒凸(又は、+1)における⇒凸(+1)の凸(+1)が観測事象と考えられる。これは、収束ということであり、収束以前は、双極関係を保持するエネルギー状態であったが、それが、収束するときは、物質的にプラスとマイナスに分化すると考えられる。このときは、明らかに、電子と陽電子という二つの物質的粒子に変換しているのであり、それは、分離された物質である。
 そして、分離された二つの対の粒子は、プラスとマイナスにおいて、双極関係を保持しているということである。
 結局、観測されるまでは、つまり、物質的に観測されるまでは、電子と陽電子の対は、前物質的エネルギー的双極子であると言えるのではないだろうか。仮に、Media Point的電子・陽電子双極子と呼べるかもしれない。そして、物質的観測とは、⇒を切断して、エネルギー的双極子を+1と帰結させることである。
 ということで、ざっとであるが、量子の非局所性ないし長距離相関の問題の解明を試みた。これが問題化するのは、物質的観測する以前の対の粒子を、物質として捉えことにあると考えられる。そうではなくて、物質的観測以前では、対の粒子とは双極関係を保持したエネルギー様態にあると見るならば、それはまったく矛盾、パラドクスではないのである。
 また、虚軸の双極子を虚界の双極子、実軸の双極子を実界の双極子と呼ぶことができるのではないだろうか。
 とまれ、虚界は精神界であり、実界は物質界であるが、物質化される以前の実軸のエネルギー様態については、上記のMedia Point Dipolar Interaction(MP双極関係)から、Media Point DipoleないしMedia Point Cross Dipoleと呼べるのではないだろうか。換言すると、それは、虚軸と実軸の四極性を保持しているのであり、精神的前物質と呼べるように考えられる。そして、敷延するならば、それが、生命体においては、「気」ではないだろうか。つまり、前電子*前陽電子としての「気」である。
 思うに、この「気」は広く捉えることができるように推測される。単に生命体を形成するだけでなく、鉱物を形成する力がこれであるように思われるし、また、精神というものも、これで説明がつくように思われるのである。この点については、稿を改めて検討したい。


Japonesian Trans-Apocalypse:Trans-Modern New Platonic Trans-Creation


心は量子で語れるか (ブルーバックス) [新書]
ロジャー・ペンローズ (著), 中村 和幸 (翻訳)

商品の説明
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物心二元論からの脱却、ギリシャ自然哲学の巨人アリストテレスの分類から発展してきた学問に対する懐疑は、20世紀においては、ホワイトヘッドの有機体の哲学、シュレディンガーの生命論に見られる。ただ、彼らの後半生あるいは晩年の思想と活動は、必ずしも理解されていなかった。数理物理学者ペンローズも彼らと共通するのか?

本書の原題は、『The Large, the Small and the Human Mind』。「時間/空間」に関して「Large/Small」であり、「小」はプランク長とプランク時間、「大」は宇宙である。ペンローズは今我々が手にしている量子力学が「重要な何かを欠いている」としながら、修正された真の量子力学を用いれば、心の問題を解明できるのではないかとする。つまり物質の振る舞いを記述する量子力学が心をも記述できるはずだ、と。この思想は、自称恥知らずな還元主義者ホーキングら高名な学者からの疑問・批判にさらされているが、ペンローズが正しいとも思われている。

彼は純粋に論理的思考で構築された数学が、現実世界の物理を驚くべき正確さで予見できることに偶然ではない深淵があるという。たとえば、アインシュタインの一般相対論は観測結果を驚くべき精度で予測できるが、特殊相対論とは違い、観測事実の要請があって生まれたのではない。純粋に思弁的に導出された理論なのである。

また、彼自身が描いたと思われる豊富なイラストによって、ディラック方程式も愉快に描かれる。ポリオノミ・タイリング、マイクロチューブ、あり得ない三角形などは彼一流の思考がほとばしり出る表現である。

脳の解明が急速に進んでいる昨今の状況をみても、このペンローズの大胆な試みは21世紀における脳の問題、心の問題を科学的に定式化するものになるかもしれない。(澤田哲生) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

ロジャー・ペンローズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内 , 検索
ロジャー・ペンローズ。2007年2月、ブルックヘイブン研究所にて撮影。このときペンローズ75歳。
ペンローズの階段
ペンローズの三角形


ロジャー・ペンローズ(Sir Roger Penrose, 1931年 8月8日 - )は、イギリス ・エセックス州 コルチェスター 生まれの数学 者、宇宙物理学 ・理論物理学 者。
科学上の業績 [編集 ]

* スティーヴン・ホーキング と共にブラックホール の特異点定理 (重力崩壊を起こしている物体は最後には全て特異点を形成する)を証明し、「事象の地平線 」の存在を唱えた。
* 回転するブラックホールから理論的にはエネルギーを取り出せる方法としてペンローズ過程 を考案。
* 量子的なスピン を組み合わせ論的につなぎ合わせると、時空 が構成できるというスピンネットワーク を提唱。このアイデアは後に量子重力理論 の1候補であるループ量子重力理論 に取り込まれた。
* 時空全体を複素数で記述し、量子論と相対論を統一的に扱う枠組みであるツイスター理論 を創始した。長らく物理理論というよりは数学的な研究対象とされていたが、近年、超弦理論 やループ量子重力理論との関連性が見いだされつつある。
* 2種類の図形で非周期的な平面充填 の「ペンローズ・タイル 」を提示した。当初、純粋に数学上の存在と考えられていたが、1984年 にペンローズ・タイルと同じ対称性を有する結晶構造(準結晶 と呼ばれるもの)が実際に発見された。
* 角柱が3本、それぞれ直角に接続しているという不可能立体「ペンローズの三角形」や「ペンローズの階段 」を考案し、エッシャー の作品「滝」などに影響を与えた(ペンローズ自身もエッシャーのファンであり、平面充填や不可能図形の研究もその作品に触発された物と言われている[1] )。

その他の活動 [編集 ]
量子脳理論 [編集 ]

詳細は「量子脳理論 」を参照

著書『皇帝の新しい心』にて、脳 内の情報処理には量子力学 が深く関わっているというアイデア・仮説を提示している。その仮説は「ペンローズの量子脳理論」と呼ばれている。素粒子にはそれぞれ意識の元となる基本的で単純な未知の属性が付随しており[要出典 ]、脳内の神経細胞にある微小管 で、波動関数 が収縮すると、意識の元となる基本的で単純な未知の属性も同時に組み合わさり[要出典 ]、生物の高レベルな意識 が生起するというのである。(「意識 」の項にその仮説の解説あり。参照のこと)

この分野は未だ科学として十分に確立してはおらず、プロトサイエンス (未科学)の領域である。故国イギリス の大先輩の物理学者ニュートン が古典力学の科学的体系を構築しつつ、その片側で錬金術 の研究に手を染めていた事を思い起こさせる、と評する者[誰? ]もいる。
量子論上の観測問題 [編集 ]

『皇帝の新しい心』以降の著書で、現在の量子力学の定式化では現実の世界を記述しきれていないという主張を展開している。(学術論文としても提出している)

量子論 には波動関数のユニタリ発展(U)と、波束の収縮(R)の2つの過程が(暗に)含まれているが、現在の量子力学の方程式ではUのみを記述しており、それだけでは非線形なR過程は説明がつかない。すなわち、現在の量子力学の定式化はRが含まれていないため不完全であるとする。そして、Rに相当する未発見の物理現象が存在していると考え、量子重力理論の正しい定式化には、それが自ずと含まれているだろうと唱えた。

『皇帝の新しい心』の続編として出版された『心の影』では、上記の仮説をより進め、UとRを含む仮説理論として「OR理論(Objective-Reduction、客観的収縮)」を提唱した。
量子レベルの世界から古典的なマクロ世界を作り出しているのは、重力 であり、重力がRに相当する現象を引き起こすとする。量子的線形重ね合わせとは、時空の重ね合わせ であり、重ね合わせ同士の重力的なエネルギー差が大きくなると宇宙は重ね合わせを保持できなくなって、ひとつの古典的状態に自発的に崩壊するというモデルである。

その後、著書『The Road to Reality』の中で、OR理論を検証するための実験(FELIX:Free-orbit Experiment with Laser-Interferometry X-rays)を提案している。

これらの主張は、量子論におけるいわゆる「観測問題 」あるいは「解釈問題」と呼ばれる議論に関連している。
略歴 [編集 ]

父は遺伝学者のライオネル・ペンローズ 。ロンドン大学 、ケンブリッジ大学 セント・ジョンズ・カレッジなどで数学を学ぶ。1952年 、ロンドン大学卒業。1957年 、ケンブリッジ大学で博士号取得。ロンドン大学、ケンブリッジ大学、プリンストン大学 、シラキューズ大学 、テキサス大学 、コーネル大学 、ライス大学 などで教鞭をとる。

1964年、スティーヴン・ホーキング と共にブラックホール の特異点 定理を証明。1972年、王立協会 会員に選出される。1973年、オクスフォード大学 ラウズ・ボール教授職に就任。1988年スティーヴン・ホーキング とともにウルフ賞 を受賞。1994年、ナイト を叙勲。2008年、ロンドン王立協会 からコプリ・メダル を受賞した。
著作リスト [編集 ]
物理学関係 [編集 ]

* 『ホーキングとペンローズが語る 時空の本質』(早川書房 :ホーキングと共著) ISBN 4-15-208076-0  1997年4月
* 『The Road to Reality : A Complete Guide to the Laws of the Universe』 Jonathan Cape, London, 2004, ISBN 0-224-04447-8 (hardcover), ISBN 0-09-944068-7 (paperback)

数学関係 [編集 ]

* 『数学の最先端 21世紀への挑戦 第2巻』(シュプリンガー・ジャパン) ISBN 978-4-431-70963-3  2002年12月 - (競作論文集。共著。ペンローズの著述は「ツイスターと一般相対論」)
* 『数学の最先端 21世紀への挑戦 第4巻』(シュプリンガー・ジャパン) ISBN 978-4-431-71040-0 2003年12月 - (競作論文集。共著。ペンローズの著述は「20世紀および21世紀の数理物理学」)

それ以外 [編集 ]

* 『皇帝の新しい心 コンピュ-タ・心・物理法則』(みすず書房 ) ISBN 4-622-04096-4  1994年12月
* 『心の影 意識をめぐる未知の科学を探る 1』(みすず書房) ISBN 4-622-04126-X  2001年12月
* 『心の影 意識をめぐる未知の科学を探る 2』(みすず書房) ISBN 4-622-04127-8  2002年4月
* 『心は量子で語れるか』(講談社 ) ISBN 4-06-154238-9  1998年3月
* 『心は量子で語れるか 21世紀物理の進むべき道をさぐる』(講談社ブルーバックス 版) ISBN 4-06-257251-6  1994年4月

* 『ペンローズの量子脳理論 21世紀を動かす心とコンピュータのサイエンス』(徳間書店 ) ISBN 4-19-860703-6  1997年5月 - (日本独自編集。量子脳理論関連の論文、インタビュー、論争の記録が納められ、竹内薫 ・茂木健一郎 が解説を担当。絶版。)
* 『ペンローズの<量子脳>理論 心と意識の科学的基礎をもとめて』(筑摩書房) ISBN 4-480-09006-1  2006年9月 - (徳間書店から出版されていた『ペンローズの量子脳理論』の再版。文庫版。)

脚注 [編集 ]

1. ^ http://www.ntticc.or.jp/pub/ic_mag/ic025/html/110.html

「http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA 」より作成
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