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2007年11月03日 (14:32)

二つの「民主主義」:啓蒙思想/フランス革命とロマン主義:近代的同一性主義と差異共振主義

以下、先の論考の追記3を独立させたものである。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10053763921.html

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つまり、民主主義という用語は、近代的自我/近代合理主義/資本中心主義の政治と、差異共振的政治との両面を混同・混淆していたということになるだろう。二つの「民主主義」である。しかし、今は、切り離して、弁別・峻別・識別しないといけない。
 では、差異共振主義とは、どこにあったのか。フランス革命とは何であったのか。啓蒙思想とは何であったのか。これは、実は、ロマン主義と重なっている。イギリス・ロマン主義は、啓蒙主義と重なっていた。(ウィリアム・ブレイクの場合は違うが。)
 つまり、啓蒙思想の時代、フランス革命の時代、ロマン主義の時代において、プロテスタンティズム的反動の後、差異が新たなに賦活されたと考えられるのである。つまり、差異共振主義が復活したのであるが、同時に、欧米においては、同一性中心主義があるので、差異共振主義が純粋化されずに、同一性へと吸収同化されたと考えられる。これが、民主主義の発生である。差異と同一性との混同(内在平面)において、民主主義が発生したと考えられる。
 そして、大資本中心主義は、民主主義の同一性中心主義と一体化して、世界を支配してきたと考えられる。そして、他方、差異共振性をもっていたもう一つの「民主主義」は、それに対抗してきたと言える。今や、明確に、きっぱりと民主主義から離脱して、差異共振主義へと大転換すべきではないだろうか。

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p.s. ウィリアム・ブレイクの場合であるが、単純にアンチ啓蒙思想と見るべきではない。確かに、ブレイクは、近代合理主義を否定・批判している。また、激しく憎悪している。
 しかしながら、ブレイクの「予言書」(長編絵画詩)において、合理主義をUrizen(your reason を短縮した造語?)、幽霊(spectre)として扱っているが、それらは、精神・霊性から独立したために、否定批判すべきものになっているのである。だから、ブレイクの場合も、啓蒙思想や近代合理性をそれなりに取り込もうとしているのがわかるのである。
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