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2007年11月04日 (14:58)

一般的美と特異性の美:差異共振美について

視覚美に関して、簡単に考察したい。主観的美と客観的美との

問題になると思う。確かに、京都の紅葉は美しいだろう。

それは、一般的美、客観的美である。しかし、それは、

私にとっての主観的美ではない。私にとっては、

最近見た、ローカルな場の桜並木の桜の葉、あるいは、

公園の木々の黄色に変色した葉が、美しいのである。

これは、主観的美である。他者から見たら、

なんの変哲もない黄色の秋の葉である。美とは

感じられないだろう。

 そう、主観という言葉が語弊があるので、特異性の美と

しよう。これは、この場合、私だけが、秋の葉を視覚経験

して感じる美である。美であるし、感銘である。

 京都の紅葉は、いわば、ブランドである。確かに、見たい

とは思うが、観光客で混雑していて、不快感を覚えるだろう。

しかし、京都の紅葉は、ブランドにおいては、特異性の美

ではなく、一般的美、客観的美に過ぎない。

 特異性の美とは、やはり、自己認識方程式で説明できる

のではないか。即ち、(+i)*(-i)⇒+1である。私は+iであり、

公園の木々の黄葉は-iである。これが、Media Pointで

共振して、特異性の美、すなわち、⇒+1を形成するのでは

ないだろうか。つまり、ここでは、差異との共振にすべて

懸かっているということである。京都の紅葉は、

一般的美であり、特異な共振はないのである。だから、

それは、特異性の美ではない。私にとっての本来の美ではない

のである。つまり、共振するか否かに、『美』の存否が

懸かっているということになる。

 そう、思うに、ここにしか、本来の美は存しない

のではないだろうか。世阿弥の『風姿花伝』の「花」論は

正に、これによっているのではないだろうか。一見、

相対論的であるが、実質は、特異性美論ではないだろうか。

 主客交信共振共感において、美が生成消滅するのでは

ないだろうか。それが永遠ではないのか。

 ここで普遍性(不易)と生成流転性(流行)を問題にすると、

美に関しては、普遍性とは微妙である。確かに、客観的美は

あるだろう。セザンヌの絵画、バッハの音楽には、客観的美が

ある。しかし、特異性の美は、主客共振美である。

また、確かに、優れた芸術の客観的美であるが、

そこには共振的調和(不調和の調和discordia concors)が

あるだろう。

 だから、客観的なものの共振的美と主客共振性とが

一致したときに、至高の美が発現するのだろう。

これは、いわば、特異性の特異性の美であろう。


注:尚、上記は、以下の記事の考察の一部を修正して、独立させたものです。
http://ameblo.jp/renshi/entry-10053908253.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

p.s. toxandoria氏の秋の仙台の画像を見て、また、思った。
実際の場における観照と、写真や画像を介しての「観照」
の違いについてである。
 一般的には、画像を介すると、特異性は減ずる。簡単に
言えば、臨場感がないのである。臨場感とは、特異性の知覚を
含むだろう。
 これは、理論的は何を意味しているのだろう。直感で言えば、
Media Pointのエネルギーが参入するか否かの違いである。
単なる画像の場合は、一般には、それが参入しないのである。
実際の場においては、それが参入するのである。だから、
やはり、差異共振性の問題である。
 では、どうして、画像の場合は差異共振性が乏しいのか、
希薄なのか、ないしは、欠落するのか。
 思うに、同一性の視覚で見てしまうからではないのか。では、
なぜ、一般に、同一性の視覚で画像を見て、特異性の視覚で
実際の風景を見るのか、である。
 それは、時間の問題ではないだろうか。通常は、
同一性の時間において、視覚・知覚する。平板な時間である。
しかしながら、実際の場においては、通常の同一性の時間が
引っ込んで、特異性の時間が発動するだろう。つまり、
Media Pointが発動しているのである。だから、
差異共振エネルギーが発動するのである。
そして、それが、特異性の美なのである。
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