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2008年02月11日 (02:36)

英国における多文化主義と国家主義との衝突

イギリスにおける多文化主義と国家主義との衝突で極めて重大な問題である。英国国教会のカンタベリー大主教が、イスラム法(シャリーア)を認めるべきであるという発言から端を発しているものであり、それへの非難が轟々と噴出している状況である。
 これは、言い換えると、多元論と一元論、多神教と一神教との戦いである。大主教がイスラム法を一部認めるべきであるという述べたのは、ある意味で、大英断である。これを認めると、一神教の一枚岩は解体すると言えよう。

p.s. 大主教のローワン・ウィリアムズ博士は、ウェールズ人である。ケルト文化圏の出身である。ケルト文化は神道文化と酷似しているのである。多神教である。

p.p.s. 大主教は、南ウェールズのスワンジー出身である。さらに驚いたことに、博士論文は、ロシアのヴラジミール・ロースキーの研究である。ロースキーは、20世紀東方キリスト教の大研究家である。そう、神秘的な東方キリスト教を説いていると思う。つまり、極言すれば、東洋思想を説いているのである。ヒンズー教(ヨガ)、仏教、道教と共通するものをもっているのである。また、イスラム教であるが、井筒俊彦氏が明らかにしたように、一神教とは言え、東洋宗教的な本質をもっているのである。私はこれまで、ユダヤ・キリスト教とイスラム教を同じ一神教として見るべきではないと説いてきた。イスラム教のタウヒード(一性いつせい)は、Media Pointのもつ一性と見ることができるのである。
 結局、東洋の宗教・哲学とは、Media Pointを源泉にもつ知性システム(これこそ、真の理性システムであると言いたい。差異理性・即非理性システムである。)である。西洋哲学は、東洋哲学というべきプラトン哲学を源泉にもちながら、同一性に傾斜した哲学である。同一性への傾斜は、当然ながら、ユダヤ・キリスト教に拠るのである。
 とまれ、いよいよ、ポスト・ユダヤ・キリスト教西洋文明のエポックに入ったと言えようが、大陣痛をともなうのである。

キリスト教東方の神秘思想 (単行本)
V. ロースキィ (著), 宮本 久雄 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E6%9D%B1%E6%96%B9%E3%81%AE%E7%A5%9E%E7%A7%98%E6%80%9D%E6%83%B3-V-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%A3/dp/4326100664


Sharia law may result in 'legal apartheid'

By Jonathan Wynne-Jones, Religious Affairs Correspondent
Last Updated: 2:37am GMT 10/02/2008

Senior religious leaders attack multiculturalism and sharia law today, warning that they are "disastrous", socially divisive and are destroying Britain's culture and values.
# Leader: A defender of the faith needs better judgment
# Your View: Is Sharia law in Britain unavoidable?
# Video: Storm of Archbishop's sharia law comments
# Archbishop of Canterbury responds to criticism
# Profile: Dr Rowan Williams

Lord Carey sharia law may result in 'legal apartheid'
Lord Carey condemns multiculturalism as 'disastrous'

Lord Carey and Cardinal Cormac Murphy-O'Connor rebut the call of the Archbishop of Canterbury, Dr Rowan Williams, for Islamic law to be recognised in Britain.

Lord Carey, the former archbishop of Canterbury, said: "His acceptance of some Muslim laws within British law would be disastrous for the nation. He has overstated the case for accommodating Islamic legal codes.
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2008/02/10/nsharia110.xml


Biography
Archbishop of Canterbury

Rowan Douglas Williams was born in Swansea, south Wales on 14 June 1950, into a Welsh-speaking family, and was educated at Dynevor School in Swansea and Christ's College Cambridge where he studied theology. He studied for his doctorate – in the theology of Vladimir Lossky, a leading figure in Russian twentieth-century religious thought – at Wadham College Oxford, taking his DPhil in 1975. After two years as a lecturer at the College of the Resurrection, near Leeds, he was ordained deacon in Ely Cathedral before returning to Cambridge.

http://www.archbishopofcanterbury.org/73

シャリーア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション , 検索

シャリーア (شريعة Shari'a) は、イスラーム教 における宗教に基づく法体系(世俗法的規定も含むため、単なる宗教法という説明は不正確)。イスラーム法、イスラーム聖法などとも呼ばれる。原義は「水場へいたる道」。シャルウともいう。

イスラム教
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指導者

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ウマル • ウスマーン
アリー • ファーティマ
預言者 • カリフ
イマーム • ウラマー
法と規範

クルアーン • シャリーア
スンナ • ハディース
歴史的展開と潮流

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スンナ派 • シーア派
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ワッハーブ運動
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充実している項目

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ムハンマド・アリー
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イスラーム用語一覧
Category:イスラム教

シャリーアは宗教によって定められる法ではあるが、その内容は宗教的規定にとどまらず民法 、刑法 、訴訟法 、行政法 、支配者論、国家論、国際法 、戦争法 にまでおよぶ幅広いものである。シャリーアのうち主に宗教に関わる部分をイバーダート(儀礼的規範)、世俗的生活に関わる部分をムアーマラート(法的規範)と称する。イバーダートは個々人と神との関係を規定した垂直的な規範、ムアーマラートは社会における諸個人間の関係を規定した水平的な規範と位置づけられる。

かつてムスリムの間ではシャリーアは人間ではなく神が定めた絶対の掟であり、人間としての正しい生き方を具体的に示すものと広く見做された。したがって現在でも保守派ムスリムの間ではシャリーアは全てのムスリムが守るべき普遍的規範 であり、その意味でシャリーアへの服従はイスラームへの信仰と同義であるという主張が強い。しかし今日に於いてはトルコを含む東欧、そしてその他の地域の移民ムスリムを中心にシャリーアの人権侵害性などを批判し、世俗法を擁護する者も少なくない。

また、ウンマ (イスラーム共同体)は、伝統的イスラームに於いてこのシャリーアの理念の地上的表現としての意味を持つとされる。

主な法源 (ウスール・ル=フィクフ)は、

1. クルアーン
2. 預言者の言行(スンナ 、それを知るために用いられるのがハディース )
3. 合意(イジュマー )
4. 類推(キヤース )

の4つ。(詳細はスンナ派 を参照)

学派によって違いがあるが、基本的にはこれら諸法源に基づいて、イスラーム国家の運営からムスリム 諸個人の行為にいたるまでの広範な法解釈が行われる。法的文言のかたちをとった法源がなく、多様な解釈の可能性があるため、すべての法規定を集大成した「シャリーア法典」のようなものは存在しない。

一般に、上記四法源のうち上にあるものがより優先される。すなわちクルアーンによる法的判断が最優先され、クルアーンのみで判断ができない場合にスンナが参照され、スンナでも判断ができない場合にイジュマーやキヤースが行われる。ただし学派によってはイジュマーやキヤースを認めなかったり、その方法および効力に一定の制限を加えている場合もある。

なお、シーア派 法学では一般にイマーム のみがシャリーアを正しく解釈する能力を持つとされ、法学者を含む一般信徒による解釈より上位にある。そのためシーア派法学では歴代イマームの言行も重要な法源(ハディース)として扱われる。

運用にあたっては属人主義 による。すなわちムスリム であれば世界のどこへ行ってもシャリーアが適用される(ただしハナフィー学派 のみは別解釈をとる)一方、非ムスリムであれば、たとえイスラーム圏(ダール・アル=イスラーム)に滞在・居住していたとしても、直接にシャリーアを課されることはない。ただ、非ムスリムとムスリムのあいだに生じた何らかの関係や問題についてシャリーアが適用されることはある。またシャリーアはイスラーム圏における非ムスリムの地位についての規定を含む。このようにイスラームにおける国際法とはムスリムと非ムスリムとの間の関係に関する法であり、国家間の関係に関する法であるヨーロッパ的な国際法 とは位置付けが異なる。

シャリーア運用上のもうひとつの特徴は客観主義である。すなわち行為者の意思よりもその行為の外形に注目して判定を下す。これは、ある人間の意思を正確に忖度することは神にしかできないという考えによる。

近代以前のイスラーム世界では建前としてはシャリーアが法体系の根幹とされたが、現実には支配者の定めた世俗法(カーヌーン )や地方的慣習(アーダ 、またはウルフ)も広く併用されていた。近代に入ると西洋法系の流入によりシャリーアの運用範囲が狭められ、その権威が低下した。現在イスラム圏でもアルバニア やトルコ などでは政教分離 が確立し、シャリーアは廃止された。他のイスラム圏でもレバノン、シリアなど比較的リベラルな国では家族法などの一部に名残を留めているだけである。しかしサウディアラビア、イラン、アフガニスタンを初めとする国では未だにシャリーア、若しくはシャリーアの強い影響下にある世俗法・憲法による統治が行われており、人権侵害が厳しく批判されている。

[編集 ] シャリーアにおける人権侵害

シャリーアの人権軽視的性格として

* 棄教の禁止
* 非ムスリムとムスリムとの婚姻に関する制限
* イスラム教国内での非ムスリム の自由・財産・生命の権利の制限
* 女性の隔離(ただし、これは必ずしも差別ではないという意見もあり、論争となっている)
* 同性愛者や婚外性交渉を行った人に対する公開処刑(投石刑、斬首刑)の原則
* 早婚

などが指摘されている。

注意しなければいけないのは、ムスリムの中にもシャリーアを批判する、もしくはその精神を評価しつつも上記の人権侵害を糾弾する者も多く存在しており、上記規定を無視するムスリムが地域によっては多数派を占めることがあることである。

[編集 ] 関連項目

* イスラーム法学
* ハナフィー学派
* シャーフィイー学派
* マーリク学派
* ハンバル学派
* イジュティハード
* ムジュタヒド
* ウラマー
* イスラム教と他宗教との関係
* ムスリムと非ムスリムとの婚姻
* イスラム国家
* イスラーム教徒による性的マイノリティー迫害

"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2 " より作成

カテゴリ : イスラム教 | 法 | イスラームと政治
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