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2008年06月07日 (01:28)

Media Pointとゼロと±1

今は、簡単に触れようと思うだけであるが、一番の問題は、⇒+1と+1とゼロとの関係である。あるいは、ゼロの問題である。
 私は、先に、ハイデガーの本来的存在を+1と考えた。しかし、それ以前には、ゼロ⇒+1と考えた。このブレは何であろうか。いったい、どちらが正しいのだろうか。
 -1とは、差異共振性の否定であり、その排除・反発の同一性(主義)である。これは、ハイデガーの頽落した現存在だと考えられる。
 では、本来的存在はどうなるのか。そう、⇒+1と+1はどう異なるのか。端的に言えば、フッサールとハイデガーの違いである。あえて言えば、⇒がノエシスであり、+1がノエマである。ということは、ハイデガーはノエマを本来的存在としたということである。これは、いわば、超越論的シニフィエではないだろうか。ならば、⇒は何であろうか。超越論性であろうか、超越性であろうか。
 この問題については、精緻な検討が必要であるが、直感で言えば、超越性である。何故なら、⇒は、通常の意識を超えているからである。不連続的差異論では、不連続的差異と捉えたものである。思うに、連続性として捉えれば、超越論性となるだろう。しかしながら、不連続性と捉える限り、それは、超越性である。【もっとも、用語の厳密な検討が必要である。かなり以前は、それを、わたしは、内在的超越性と呼んだが、以後、それを破棄した。なぜなら、即非様相を表現するのに、内在性の発想は不正確であるからである。即非様相とは、内在且つ外在である。しかし、この外在とは、客観的外在ではなく、超越的外在ということである。】
 ということで、⇒は即非様相を意味する。そして、⇒+1とは、即非的同一性の形成を意味しよう。すると、+1は同一性である。すると、先に述べた、+1=共一性、-1=同一性と齟齬を来す。これをどう考えるべきか。
 あえて言えば、+1=共一性=同一性であり、-1は同一性主義である。すると、整合性はどうなるのか。-1とは、差異を排除否定した同一性であり、+1とは、差異共振性に包摂された同一性である。だから、齟齬が生じないと言うことができる。
 用語の同一性は、語弊を生じやすいと言えよう。とまれ、そういうこととして考察を続けると、ハイデガーの本来的存在は+1=共一性=同一性ということになる。これはどうか。
 +1とは、即非性ないしは共振性が消失しているので、それは、正しいと考えられるのである。⇒+1ならば、超越性のある共一性=同一性であり、それは、物質的現象を超越する源泉・根源をもつ。
 しかるに、⇒のない、単なる+1は、即非性・共振性が欠落している共一性=同一性であり、思うに、同一性反復性と言えるものではないだろうか。同一性における反復であり、ここには、他者=差異がないのである。そして、それは、本来的存在に適合するように思えるのである。ある意味で、自己陶酔・鏡像主義である。ということで、本来的存在は+1でいいように思える。
 では、ゼロとはどうなるだろうか。ハイデガーの場合は、+1(本来的存在)と-1(頽落した現存在)の亀裂があったが、思うに、ゼロはなかったのではないだろうか。
 ゼロとは、やはり、構造主義の構造ではないだろうか。-1は二項対立であり、+1はいわば純粋同一性である。思うに、構造とは、-1の二項対立を発生させるものとしてのゼロということではないだろうか。何故なら、+1は、二項対立を発生させない純粋同一性であるからである。
 ドゥルーズ哲学はほぼ構造主義と見ていいと思う。しかし、ハイデガー/デリダ哲学は、+1が介在して、-1との差延を指摘しているのではないだろうか。
 ドゥルーズは、これまで繰り返し述べたように、差異を連続化させていて、+1に達していないと思われるのである。もし、差異を不連続として捉えるならば、⇒+1ないしは+1が生起するのである。しかし、連続化すると、帰結としての+1はなくなり、-1になると考えられるのである。つまり、ドゥルーズの差異論は、これまで、指摘したように、弁証法になると考えられるのである。同一性主義という二項対立を帰結する差異とは、単なる排除的否定であり、弁証法的否定であると考えられるのである。
 ということで、ここで、検討を終えたい。
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